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2016/04/28
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弦楽器と歯
おはようございます。4月も後半になってきました。
今日は弦楽器と歯についてお話をしたいと思います。
一般の人でも左右のバランスよく力がかかるということは現実的には
ないのですが、バイオリンなどの小型の弦楽器の場合は特に左右で
加わる力が異なるといったことがあります。
左顎の下側(裏側)で挟む感じになり、それを保持するためにぐっと
ずれた状態でかみ締めていることがあります。
このことから、かみ合わせが悪くなったり顎関節に痛みが出たりという
ことが言われています。
似たような話で、楽器をしていない方でも頬杖を常日頃ついている人は
成長とともにかみ合わせがずれていくというものがあります。
顎関節症の主な原因として
歯ぎしりや食いしばり、極端な片咀嚼、姿勢や癖、顎を使う特殊な習慣
が挙げられます。
顎関節症になると、痛みだけではなく、口が開けづらくなったり、開け閉めする際に
カクカク、やジャリジャリといった音が鳴ることがあります。
楽器演奏者にとって、(管楽器に限らず弦楽器も)お口の中はかなりデリケート
な部分ですので、しっかりとチェックをしてもらうことをおススメします。