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2016/03/08
                            ブログ
                            シェードガイド、歯の白さ
 私たちが歯の色を決定するのにシェードガイドというものを用います。
                                         私たちは普段歯の色なんかそれほど気にしないのですが、
                                         「白」には様々な色があるということにこの職業に携わってから驚かされます。
                                         私たちには個性があるように、歯にも個性があります。
                                         入れ歯のような多くの歯が欠損、修復する場合は、周りの歯との調和というものを
                                         ある程度無視できる(設定できる)のですが、ご自身の歯に囲まれた少数歯の場合は、
                                         調和させるために色の白さ、透明度、ステイン(ホクロみたいなイメージでしょうか)などを
                                         事細かに決める必要があります。
                                         
                                         シェードガイドはその指標となるものですが、このシェードガイド、
                                         A1,A2,B1,B2,C3,C4,D3,D4などいったように様々あります。
                                         A系統は赤茶色、B系統は赤黄色、C系統は灰色、D系統は赤灰色、
                                         見るとそれらの違いは一目瞭然ですが、同じ歯の白さです。
                                         白ければいいのか、というとあまりにも白いと、浮き出たような感じになるので、
                                         他人から見た場合に「あれ?」と感じることもあります。
                                         昔、ある芸人さん(松竹系だったと思うのですが)が舞台前に前歯がとれてしまい、
                                         即席で消しゴムを切って歯を作ったということをお話されていたのですが、
                                         きっと浮き出ていたのだろうなと思います。
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