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2015/05/07
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虫歯は早めに治した方が・・根管治療の真実

真実と書くと、少し大げさになるかもしれませんが、

虫歯が進行すると神経部まで細菌が侵入し、最後は歯の外へ細菌が侵出します。
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痛くなってから歯医者に行けばいいや、と思っていたとしたら、下の事実は衝撃でしょう。

実は歯の奥に侵入すれば侵入する程治療成績が悪くなるとい事実です。

根尖病巣(イラストの一番右、根の先に出た病巣)が直径5mm以上であれば、約80%の
治癒の成績ですが、再治療(他院で治療した後に再発した場合)は約40%まで下がります。

また、治療の概要として、感染象牙質(感染部分の歯質)をいわば削りとることになるので、
歯自体の強度は弱くなります。

大きな根尖病巣があること=治らないではないですが、早期に対応していくことが
必須になるということとなります。

何度か歯の根の治療をしては痛みが出て再治療を行っている場合、歯の強度はかなり落ちている
ことになりますし、抜歯をするという苦渋の決断に迫られる場合があります。

最初のイラストで言えば、
左側であれば、1〜3回程度で終わり、歯もしっかり残せ、治療費も低いのですが、
右側であれあば、7回程度〜となり、歯は土台を入れたり、かぶせを作ったりで
治療費が劇的にあがります。歯が抜くことになった場合はさらにあがります。

治療費を安くしたいのであれば、予防で、早期発見・早期治療が必須であるわけです。




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