ブログ

ブログ

2015/04/24
ブログ

入れ歯について知ろう−その61−夜は入れ歯は外す方がいいですか?1

jugemブログにも書きますが、今年もグリーンカーテン作戦を行います。
昨年はフウセンカヅラでしたが、今年は実用的なゴーヤを計画しています。

入れ歯を夜に外すべきかどうか、ということを質問されることがあります。

回答としては「場合によります」が、「一般的には夜外すようにします」

まず入れ歯を入れっぱなしにしていると顎堤粘膜が圧迫された状態になることから
よくないと言えます。また、入れ歯を入れた状態では程よく保温されることから、
カンジダ(カビの一種)が繁殖することもあります。
このカンジダは私たちの口の中にもいるのですが、かなり弱いので歯がある人では
滅多にあらわれません(むし歯や歯周病の菌の方が優位となります)
条件的には
・歯が少ない状態でかつ入れ歯を入れ続けている場合
・身体の抵抗力が低下した場合
に現れます。
身体の抵抗力が低下した場合とは、若い方の場合ではエイズなど、高齢の方であれば、
抗がん剤などの影響で白血球数が著しく低下した場合などがありますが、日常臨床で
はそれほど見ることはありません。
(逆に言えば、日常臨床で見かけると精密検査を依頼させてもらいます)


話が反れましたが、入れ歯を支える歯ぐきを休めるためにも夜寝るときは外してもらいます。
睡眠時間は6時間〜ですので、十分休ませることもできます。

では、例外とはどのような場合を指すのでしょう、それについては次回にお話します。










アーカイブ

大阪吹田市寿町の歯医者ならよしなか歯科クリニックへ