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2015/01/31
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先生、親知らずって抜いた方がいいですか? パート3

まもなくホワイトニングキャンペーン開始直前ですが、予約を頂いております。
ありがとうございます。

さて、ライフスタイルを考慮して親知らずを抜くべきかということを考えていきたいと思います。

24歳前後になると、学生さんからサラリーマンと職種が様々になります。
顔が命の職業、例えば、接客業やモデルさんなどは抜くタイミングが非常に難しいですね。
というのも、腫れる期間として1週間です。
おおよそですが、痛みは当日、あるいは1日後がピークに、2、3日後で腫れがピークになります。
顔が個人差や手術法によって腫れることがあり、つまり、少なくとも手術後一週間は影響があります。
例えば、宴会がある季節、新年会、忘年会は避ける方がよいですね。

では、のばしのばしになると、繰り返し炎症を起こすと歯が抜きにくくなります。
また、高齢になると若い頃に比べると歯根膜(歯と骨の間にあるバネの役割のもの)
のスペースが狭くなります。これはレントゲンで見ても明らかにわかります。
昨日も書きましたが、むし歯で歯が崩壊すると歯を抜きにくく、時間もかかるようになります。

手術方法も、単純に歯を抜くだけではそれほど腫れることはありませんが、歯ぐきを開けて
骨を削って、ということになれば、それだけ腫れる可能性は高くなります。
また、上あごと下あごでは骨の質が違うため、下の歯の方が腫れる可能性が高くなります。

例えば、海外旅行に行く前などは控えた方がいいと思いますし、
スキューバダイビングをされている方であれば、上あごの親知らずを抜いたときに上顎洞に
繋がってしまった場合は、3ー6ヶ月はスキューバを控えることが望ましいです。
スキューバで潜った時の水圧で脆弱な膜に穴が開くことがあります。

トランペットなどの息を強く吹き込む楽器をされている場合もできれば控える方がよいことがあります。

その患者さまごとの趣味も大事な要素となります。

私たちが行う何気ない会話からも重要な情報が含まれているわけです。

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