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2014/12/10
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5つのSではなく3つのSー歯周病のお話ー

おはようございます。

朝はふとんが恋人になる季節ですね。

5Sという言葉をご存知でしょうか。
iphoneではありません。
5つのS、整理・整頓・掃除・清潔・躾を指して、職場環境の維持改善のスローガンとして取り上げられるものです。

もちろんよしなか歯科クリニックでも実践をしているのですが、今回はその話はおいといて。



歯周病は3Sの疾患と言われています。
Silence=沈黙」「Social=社会性」「Self control=自己管理」の3つのSです。
自覚症状がなく進行し、広く多くの人に蔓延して、自分での管理が可能である病気です。
もちろん自覚症状が全くないわけではなく、歯みがきをしたときに出血で知ることも出来ます。
歯ぐきが腫れて痛みを伴うこともありますが、よほど急性化した場合です。
たいていの場合は痛みがない(消えてしまう)ため、自分は大丈夫と思い込んで治ったと考えがちです。
これがSilenceと言われる由縁です。


多くの疾患と違って、根本的な原因は歯の清掃にあるため、上手く磨けない人が少なからずいるため、歯周病が
蔓延している、これがSocialです。30歳以上では8割以上が罹患していると言われています。

また、自分の歯みがきで歯周病の発症や進行を抑えることができる、これがSelf controlです。
逆に言うと自分でのコントロールが重要になってきます。

3Sの歯周病を予防・治療のため、私たちがお手伝いできることもあります。それは歯石などの原因除去適切な口腔清掃法を身につけそして習慣づけて頂くことです。
特に歯と歯ぐきの境目を狙って磨くことが重要になってきます。歯ブラシの毛の硬さも
それに伴い変える必要があります。以前にも書いたことがありますのでそちらも参考に
お願いします。



感染性胃腸炎やインフルエンザの流行の兆しがあります。
特に手洗いやうがいには十分に行って下さい。













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