ブログ

ブログ

2022/03/01
日常,豆知識

糖質はむし歯の原因になる?



子どもさんのむし歯予防のために注意しないといけないことは

①プラークコントロール;むし歯の原因の細菌を取ること、ブラッシング

②シュガーコントロール;砂糖の入った食べ物をだらだらと摂り過ぎない

③フッ素化合物の応用 ;歯のむし歯耐性の強化があります。

 

砂糖の入った食べ物、飲み物を摂取する機会・回数が多いとむし歯のリスクは高まります。

 

世にある食品は成分表示がされていますよね。

それには砂糖と書かれているものや糖質と書かれているもの、糖分と書かれているものがあります。

 

ごはんは炭水化物ですが、砂糖と同じく炭水化物を食べると太ると言われます。

この炭水化物は唾液中の酵素アミラーゼで、ブドウ糖やオリゴ糖に分解されます。

炭水化物はチェーンのようなもので、それをブツブツときってくれるのがアミラーゼ、というイメージです(厳密には食物繊維が含まれているものが炭水化物です)。

そしてこの細かいチェーンが糖類です

 

一方前回紹介したキシリトールなどは、むし歯にならない糖アルコールと呼ばれます。

 

この糖類と糖アルコールを総称して糖質と呼びます。

 

なので、糖質と書かれたものはむし歯になるリスクがある、とも言えます。

 

一方糖分は、炭水化物と糖類を総称したものですが、明確な定義はないようです。

 

以上のことから、甘いものをだらだらと食べてはダメ、というのはわかりやすいですが、

ごはんを食べた後歯を磨かずにいるのも良くないということがわかります。



大阪吹田市寿町の歯医者ならよしなか歯科クリニックへ