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2016/02/20
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歯磨き粉の成分2

おはようございます。

今日は昨日の歯磨き粉の成分をもう少し解説したいと思います。
成分の中には少し注意しないといけないものもあります。

研磨剤は前回に少しお話したとおり、入れ歯には天敵です。
磨き痕が残った入れ歯を持ってこられることが極々まれにありますが、
一目瞭然でわかります。

保存剤というのは、様々なところで活躍していますメチルパラベンです。
防腐剤とも呼ばれ、歯科で言えば麻酔液の中に配合されています。
女性必需品ともいえる化粧品もに配合されているのですが、この防腐剤は
アレルギー・皮膚障害のトラブルが多い成分です。
気にされる方はこの保存剤にご注意を。
また、安息香酸ナトリウムも使用されていますが、こちらもリスクはあると
されています。ただし、体内に摂取するものではないので、個人的には
そこまで心配されることはないとは思います。

そして発泡剤。これはラウリル硫酸ナトリウムですが、こちらについても
発がん性物質であると注目されています。他には、発砲といえばシャンプー
などにも使用されています。
日本では使用は禁止されていないですが、海外では使用禁止されています。
(ただし、こういった国による成分の禁止がわかれるのは後述でもあるとおりよくあることです)

そして、薬効剤の一つであるグルコン酸クロルヘキシジン。
こちらはアナフィラキシーショックの事例があることから注意喚起されています。
逆に海外では使用が推奨されているのに対し日本では慎重に(低濃度で)使用
とされています。

どこまで気にするか、ということだと思いますが、知って使用するのと知らずに使用するのでは
意味が全く違います。


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