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2016/02/19
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歯磨き粉の成分1
おはようございます。
よしなか歯科クリニックは本日通常どおりの診療となっております。
よろしくお願いいたします。
今日は歯磨き粉についてお話したいと思います。
歯磨き粉は何を使用されていますか?
大前提として歯磨き粉は補助的なもので、汚れを落とすのはあくまでも
ご自身の清掃能力です。
さて、歯磨き粉の成分はいろいろ入っています。
歯磨き粉のチューブの表面、箱には成分が書いていますが、大きく見ていくと
・湿潤剤
・研磨剤
・発泡剤
・粘決剤
・香味剤
・保存剤
・薬効剤
があります。
湿潤剤は歯磨き粉に湿り気を与えるものです。
研磨剤はその名のとおり汚れを除去するものです。
入れ歯は研磨剤が入っている歯磨き粉を使用すると削れてしまうので、研磨剤非配合の歯磨き粉を使用、もしくは
何も使用せず磨きます。
発泡剤は発砲させ、汚れの除去を補助するものです。
粘結剤は粉成分と液成分の仲立ちをする(分離させない)役割を果たすものです。
香味剤は口中の爽快感を与えるものです。
保存剤は歯磨き粉自体の変質を防ぐものです。
そして薬効剤はむし歯予防や歯周病予防の効果がある成分です。
これらが
たいていが
『湿潤剤:○○、△△ 研磨剤:□□、◇◇』というように
分類分けされていますので、わかりやすいとは思います。
次それぞれの成分の中で最近問題になりつつあることをお話したいと思います。