インプラントは人工の根の上に被せものを被せたものですが、ご自分の歯と同じように歯周病菌に感染しないように気をつけなければなりません。
インプラントやその周辺に歯垢が付着していると、そこから歯茎が炎症を起こしてしまいます。さらに炎症が強くなると、インプラントを支えている顎の骨が吸収されてインプラントを支えられなくなり、インプラントが抜け落ちてしまうこともあるのです。
これを「インプラント周囲炎」と呼びます。インプラント治療では、ご自分の歯以上にセルフケアと歯科医院での定期的なメインテナンスが重要です。
インプラント
IMPLANT
インプラントについて
インプラントとは
インプラントは、齲蝕(虫歯)や歯周病(歯槽膿漏)によって、また外傷によって歯を失ったり先天的に歯がない場合など、歯がない部位に対して適用します。
フィクスチャーと呼ばれるチタン製の人工歯根を骨内に埋め込み顎と結合固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する技術で、一度失った歯が再び天然歯同様の咀嚼運動(噛み砕く)を回復する治療法です。
顎の骨に結合し、その上に人工の歯が連結されますので違和感がなく、ほとんど自分の歯と同じ感覚がよみがえります。
インプラント治療は1本の歯がなくなった場合から全部の歯がなくなった場合まで、適用できる治療方法です。
フィクスチャーと呼ばれるチタン製の人工歯根を骨内に埋め込み顎と結合固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する技術で、一度失った歯が再び天然歯同様の咀嚼運動(噛み砕く)を回復する治療法です。
顎の骨に結合し、その上に人工の歯が連結されますので違和感がなく、ほとんど自分の歯と同じ感覚がよみがえります。
インプラント治療は1本の歯がなくなった場合から全部の歯がなくなった場合まで、適用できる治療方法です。
インプラントの特徴
インプラントは審美性に優れ、自分の歯のような見た目で歯を補うことができるという特徴があります。
また、噛む力も回復させることが可能です。噛む力を天然の歯と比較すると、義歯は10〜40%、ブリッジは60%程度と言われています。
それに対してインプラントは、天然の歯とほぼ同じくらいまで回復させられます。
さらにブリッジのように周りの歯を削ったり、義歯のバネをかけて歯に負担をかけることもありません。
また、噛む力も回復させることが可能です。噛む力を天然の歯と比較すると、義歯は10〜40%、ブリッジは60%程度と言われています。
それに対してインプラントは、天然の歯とほぼ同じくらいまで回復させられます。
さらにブリッジのように周りの歯を削ったり、義歯のバネをかけて歯に負担をかけることもありません。
メリットについて
- 違和感が少なく会話に影響しない
- 取り外す手間がない
- 自分の歯のように見える
- 義歯よりも噛みやすい
- 周りの歯にダメージをあたえない
デメリットについて
- 外科手術が必要
- 保険が適応されないため高額になる
- 歯が入るまでに3〜6カ月ほどかかる
- きちんとケアしないとインプラント周囲炎になる可能性がある
- 糖尿病がある場合などインプラント治療が難しいこともある
FLOW
インプラント治療の流れ
インプラントは外科手術を伴うため、術前に色々な検査を行います。ここでは二回法の流れについてご説明します。
インプラント手術でのCTスキャンの必要性
当クリニックではインプラント手術の際にCTスキャンを行いますが、
そもそも何故CTスキャンによる診断が必要なのでしょうか。
以前、東京にある歯科クリニックがインプラント手術を行なった際の事故が大々的に報道されていましたが、
その事故は明らかにCTを撮影し、骨形態を確認をしていれば防げた事故でした。
このように、CTを撮影することで、上顎、下顎の骨の3次元的構造、骨の内部にある神経や血管の走行、
さらにインプラント埋入予定部位の周囲の組織の状況が明らかになり、
目で見ても確認出来ない部分を見ることが出来るというのは大事なことなのです。
全ての症例にCT撮影が必須であるわけではありません。
しかし、CTを撮影することで、顎の3次元的な解析が可能となり、
より安全で確実なインプラント治療に繋がることは確かです。
そもそも何故CTスキャンによる診断が必要なのでしょうか。
以前、東京にある歯科クリニックがインプラント手術を行なった際の事故が大々的に報道されていましたが、
その事故は明らかにCTを撮影し、骨形態を確認をしていれば防げた事故でした。
このように、CTを撮影することで、上顎、下顎の骨の3次元的構造、骨の内部にある神経や血管の走行、
さらにインプラント埋入予定部位の周囲の組織の状況が明らかになり、
目で見ても確認出来ない部分を見ることが出来るというのは大事なことなのです。
全ての症例にCT撮影が必須であるわけではありません。
しかし、CTを撮影することで、顎の3次元的な解析が可能となり、
より安全で確実なインプラント治療に繋がることは確かです。
インプラントの構造と種類
インプラントの構造
インプラントの構造は、歯根部分となる人工歯根(フィクスチャー)と、上からかぶせる人工歯、人工歯と人工歯根を連結する「アバットメント」という3つのパーツで成り立っています。
このうち最も重要となるのがインプラント部分で、主に3種類のタイプがあります。
このうち最も重要となるのがインプラント部分で、主に3種類のタイプがあります。
インプラントの種類
当院ではPOIインプラントを採用しています
インプラントの素材は、ほぼ全てのメーカーで純度の高いチタンを使用しています。
チタンは非常に強度があり、腐食に強く、金属アレルギーがほとんど起こらないという、生体親和性の非常に高い素材とされています。
よしなか歯科クリニックでは、術後成績の良いメーカーの一つであるPOIインプラントを採用しています。
その理由として、和製メーカーとして最も歴史のあるものであること近年審美性に対しての対策がなされていること陽極酸化処理、HAコーティング処理でより骨との結合を促進する構造であるなどが挙げられます。
チタンは非常に強度があり、腐食に強く、金属アレルギーがほとんど起こらないという、生体親和性の非常に高い素材とされています。
よしなか歯科クリニックでは、術後成績の良いメーカーの一つであるPOIインプラントを採用しています。
その理由として、和製メーカーとして最も歴史のあるものであること近年審美性に対しての対策がなされていること陽極酸化処理、HAコーティング処理でより骨との結合を促進する構造であるなどが挙げられます。
インプラントのリスク
歯周病菌への感染リスクがある
見た目の問題が生じる
インプラントを装着した当初は問題がなくても、長く使用している間にネジの部分が見えてきてしまうことがあります。
健康な歯茎でも、加齢とともに歯茎は痩せていくのが自然な流れです。
そのため経年し歯茎が下がってくると、今までは歯茎に隠れていたインプラントのネジの部分が出てきてしまうのです。
健康な歯茎でも、加齢とともに歯茎は痩せていくのが自然な流れです。
そのため経年し歯茎が下がってくると、今までは歯茎に隠れていたインプラントのネジの部分が出てきてしまうのです。
骨との結合がうまくいかない
インプラント治療を行う前に、レントゲン撮影をはじめとしたさまざまな検査を行い診断をしますが、まれにインプラント体と顎の骨がうまく結合しないことがあります。
原因として考えられることは、歯周病菌に感染してしまった場合や、重度の歯周病や糖尿病などの持病がある場合などです。
また喫煙もインプラント体と骨の結合に影響を及ぼすため、控えましょう。
原因として考えられることは、歯周病菌に感染してしまった場合や、重度の歯周病や糖尿病などの持病がある場合などです。
また喫煙もインプラント体と骨の結合に影響を及ぼすため、控えましょう。
糖尿病の方にはおすすめしていない
当院では、糖尿病の方にはインプラント治療をおすすめしていません。
せっかく時間と費用をかけて行う治療ですから、インプラント治療後はできるだけ長くお使いいただきたいと思っております。
しかし糖尿病の場合、免疫力の低下により感染のリスクが高く、傷の治りが悪い・骨吸収が起こりやすいなど、インプラント治療後の予後にも関係してくるからです。
せっかく時間と費用をかけて行う治療ですから、インプラント治療後はできるだけ長くお使いいただきたいと思っております。
しかし糖尿病の場合、免疫力の低下により感染のリスクが高く、傷の治りが悪い・骨吸収が起こりやすいなど、インプラント治療後の予後にも関係してくるからです。
インプラントと他治療の違い
インプラント
|
部分入れ歯
|
ブリッジ
|
|
---|---|---|---|
保険適用 | なし | あり | 制約あり |
メリット | 顎の骨の中に人工歯根が動かないように固定されます。両隣の歯を削ったりしないので、他の歯への負担がありません。天然の歯と変わらない噛み心地であり、外観の不自然さはほとんどありません。 | バネで周囲の歯に止めるため、残っている歯に負担がかかります。顎の粘膜で力を受けるため、不安定で噛む力は弱くなります。金属のバネが目立つため、見た目はよくありません。 | ブリッジを支えるためには、両隣(場合によってはもっと多くの)の歯を削る必要があります。支えとなる歯には大きな負担がかかります。しかし、違和感が少なく、噛む力も回復させることができます。 |
審美性 | 優 | 悪い | 良 |
咬合力 | 優 | 弱い | 良 |
残存歯への影響 | ない | 入れ歯の適合が悪いと歯にダメージが加わりやすい | 削ることで影響がある |
耐久性 | 優 | 調整が必要 | 両端の歯に負担 |
手術 | あり | なし | なし |
PRICELIST
治療料金
インプラント料金は症状や期間によって異なります
(1歯埋入時のおおよその税込金額です)
(1歯埋入時のおおよその税込金額です)
- 検査診断料
※CT撮影料+ステント代含む - ¥30,000(税別)
- 一次手術代
※①別途Fixture+上部キャップ代必要 - ¥210,000(税込)
- 二次手術代
※②別途仮歯代必要な場合あり - ¥80,000(税込)
- 最終補綴代
- ¥150,000(税別)
※①
別途Fixture+上部キャップ代 1本あたり¥60,000(税別)必要
※②
別途仮歯代 1本あたり¥30,000(税別)必要な場合あり
例:インプラント1本埋入時
検査診断料+1次手術+2次手術+最終補綴代
=¥554,000(税込)~
例:インプラント2本埋入時
検査診断料+1次手術+2次手術+最終補綴代
=¥785,000(税込)~
別途Fixture+上部キャップ代 1本あたり¥60,000(税別)必要
※②
別途仮歯代 1本あたり¥30,000(税別)必要な場合あり
例:インプラント1本埋入時
検査診断料+1次手術+2次手術+最終補綴代
=¥554,000(税込)~
例:インプラント2本埋入時
検査診断料+1次手術+2次手術+最終補綴代
=¥785,000(税込)~