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2015/12/13
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コウノドリから口唇口蓋裂について

おはようございます。
若干寒いですが今日の吹田も穏やかです。

コウノドリのドラマが人気ですが、口唇口蓋裂のテーマでドラマが
ありました。

実際見た感想ですが(私はコミックで見てから、GYAOドラマを見たので、かなり忠実でした)伝えたいエッセンスがかなり集約されていたと思いました。

500人に1人という頻度と言われ、(その症状・状態に軽度重度はあるものの)決して珍しくないものであるということ、成人までのチーム医療が現在では確立されていること、など。もちろん、確立されていること=(手術などの)負担が減っているということではないのですが、成人時にわかりにくくなっている人もおられます。

かつてチーム医療が確立されていなかった時代に比べれば、(一般)歯科サイドの治療、特に補綴は、格段に難易度が下がったと言えます。
また、口唇の傷跡も形成術が向上しており、かなり目立たなくなっていますね。

ただ、数回にわたる手術、長期にわたる矯正が必要であり、最終的な補綴が終了するまでは、患者だけでなく保護者にも長い道のりであることは
間違いありません。そして、その状態を保っていくには、口腔衛生状態を良好に維持すること(モチベーションを含めて)が成人以降の課題であると思います。



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