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2015/11/15
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本日は東京へ
今日は少し気になる学会がありまして東京まで出てきました。
この吹田近辺でも訪問診療が増えてきておりますが、訪問歯科は、
今後の歯科の大きな課題となります。
ほぼ全ての方が人生の終末期を自宅、施設、病院で過ごすことになるからです。
8020を余裕で達成されている方がおられたという記事を書きましたが、
それは逆に言えば、むし歯や歯周病となるリスクは非常に高いことにも
なります。
終末期には手が動かない、あるいは認知症や全身疾患の悪化による影響などで
口腔衛生状態は非常に悪くなります。
そのときに歯をしっかり残していけるかということが重要になってくるのです。
また、歯がしっかりしていても口から食べられなくなることはあります。
嚥下についての問題が出てくるからです。
しかし、訓練によっては嚥下は回復する可能性はあります。
特に今回は認知症とどのように向き合うかということについでのシンポジウム、
そして摂食嚥下についてのシンポジウムを聴講して来ました。
以前にも書きましたが、求められる歯科の役割が口腔から変遷してきています。
それに伴い、私たちの役割も大きく変わってきています。
勉強になりました。