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2015/11/05
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インプラントについて知ろうーその26 インプラントは治療計画が大事ー

おはようございます。
今日はよしなか歯科クリニックはお休みです。
車の免許の更新です。
休日にいった旦那が近隣の駐車場も高く、2000人くらい並んでいたので
仕事安んでも平日の方がお得だと教えられました。



インプラントの手術は準備などもそうですが、患者さん側にとっても様々な意味で
簡単にできるものではないということがこれまでの記事でもわかって頂いたと思います。

全身疾患も局所的(口腔内)な状況を把握して計画を立てるということが重要となります。
(これは別にインプラントに限ったことではないのですが)

最後のゴールを見据えて治療を進めるのですが、その最終補綴が完了した段階で、隣在歯は
しっかりとしている歯なのかということが問題となります。
予後が悪い歯の場合、歯が欠損するリスクは非常に高いです。ではその歯が欠損した場合、
その部分はどういう治療の選択があるか、というと
インプラントをする方がいいのです。天然歯とインプラントは繋ぐことができないとされている
ため、ブリッジはできず、同様に着脱式の義歯も側方力が加わるのでよくありません。
結果インプラントとなるのですが、患者さん側にとってもこの場合、いろいろな負担となります。

また、インプラントと噛み合う歯が予後が悪い場合、せっかく咬めるようになっても、対合歯が
ダメになってしまうと何のためにインプラントを入れたのか、ということになります。
この場合も新たに追加の処置を行わなければなりません。

そのため最初の治療計画の段階で、インプラント周囲の予後不良な歯は抜歯も含めて考察する
必要があります。

この軸がしっかりさせることがインプラント成功へのカギとなります。

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