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2015/10/05
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インプラントについて知ろうーその2 インプラントはいつからある?ー
おはようございます。
今週も始まりました。
よろしくお願い致します。
現在よしなか歯科クリニックではハロウィンイベントを
行っています。
インプラントの歴史は浅いようで深い、深いようで浅いです。
現在のインプラントは偶然の産物でありました。
1952年、つまり今から70年程度前にスウェーデンのブローネマルク教授が別の実験で
チタン器具をウサギの骨内に埋め込んでいたものがしっかりと結合していたということが
そもそもの始まりであったとされています。
ここから現在のチタンが生体親和性が高いということが認知されることになります。
(チタンにアレルギーがある人もごくごくわずかながらおられます)
そして1965年に初めて人にインプラントが適用されました。
そして表面性状などが試行錯誤され、現在のような形態にたどり着きました
(現在も発展途上と言えます)
成功率も100%に近いものになりつつあります。
外科手術などの分野で、骨折時の固定に使われるチタンプレートもこれらが
応用されているものです。
また、1990年代になって日本人向けのプラトンシステムが開発され治療成績が一気に向上しました。 チタンという金属は、外科などの医療現場で骨折の固定ボルト等ごく当たり前に使われている体に安全で最も金属アレルギーの少ない金属です。チタンはインプラントの普及に大きな役割を果たしているのです。