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2016/09/16
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肝炎の方の歯科治療について
本日はよしなか歯科クリニックは通常診療となります。
肝炎と一口にいっても、様々な種類があります。
その大部分がB型肝炎、C型肝炎などのウイルス性肝炎ですが、
アルコール性肝炎などの非ウイルス性肝炎は全体からみると
少ないです。
感染対策をしっかりと講じることが大切になりますが、現在では
スタンダードプリコーションの考えから、通常の感染対策とそれほどの
大差はありません。
また、出血した際に止血する成分の一部を肝臓が作っているので
肝機能が低下している場合は出血傾向を示します。
薬剤代謝についても考えていく必要があり、肝臓で代謝される抗菌薬は避けることが必要になります。
慢性肝炎の方の場合は肝機能がどうなのか、検査データを読むことも
必須です。