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2016/08/22
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親知らず抜歯と腫れ

おはようございます。
よしなか歯科クリニックは通常どおりの診療となります。

先週の土曜日は親知らず(いわゆる埋伏智歯)の抜歯が続きました。
夏休みのせいか、今のタイミングで抜歯したい、という人が多くなります。
特に下の親知らずの抜歯は腫れがおおよそで1週間続きますので、時間がある
今の時期に集中するのだと思います。

腕や手でもそうなのですが、腫れがあると指や腕が曲げにくくなります。
炎症によって滲出液が一時的に運動制限を起こしてしまうからです。

同じように口が開きにくくなるのですが、腫れが消失するに伴い、開口量は
徐々に回復していきます。

腫れたら冷やせ、と言われる方がいますが、上で書いたとおり、滲出液が
組織に溜まった状態が腫れです。
腫れがひくというのは滲出液が血管へ流れて(戻って)いくことです。
炎症部を冷やすと血管が収縮しこの滲出液が流れていきにくくなります。
すると、どうなるかというと腫れが長引くことになります。

では温めたらいいかというと、タイミングを間違うと、痛みや腫れを
助長することになります。急性炎症時は禁忌です。

基本的には自然にまかせることがいいとされています。
一週間、少し不自由をきたすのですが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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