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2016/08/23
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消炎酵素薬

おはようございます。
今日の吹田も相変わらずの暑さです。


昨日の親知らずのお話のおまけです。
以前は消炎酵素薬というものがありました。
炎症(主に腫れ)(主に腫れ)を抑える薬です。
開業以前はダーゼンやノイチームをよく処方で出していました。
親知らずの抜歯後に出して欲しいと思われますよね。

今は出しません。
というよりは出せません。
いずれも発売中止になりました。
こちらこちらを参照していただけるとわかります。

いずれも読むとわかりますが、「効果が確認できなかった」
(効果がないとは記載されていないところがミソです)
ということが原因です。

長年愛され使われてきたお薬だったのですが実は意味がなかったということが近年わかったのです。
今の若いドクターはすでに見たことがないお薬です。
とはいってもプラシーボ効果で、腫れが出にくいということもあったと思われるので、
全く意味がなかったとは言いませんが。

現在よしなか歯科クリニックでは、抜歯を始めとする口腔外科処置・観血処置後は
抗菌薬(化膿止め):主にセフェム系・マクロライド系
鎮痛剤(痛み止め):主にロキソニン・ボルタレン・カロナール
含嗽薬(うがい薬):主にネオステリングリーン
を処方するようにしております。

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