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2016/06/14
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抗凝固剤・抗血小板剤の再開遅れに関する情報

おはようございます。
今日は寿町児童会館で講演、がんばりたいと思います。

医療安全情報2016年5月号に
抗凝固剤・抗血小板剤の再開忘れの注意喚起に関する記事がありました。

観血的処置のために中止したものの、再開が遅れてしまったということが
あったという事例についての紹介でした。

ワーファリンやバイアスピリンの再開が遅れたために、脳梗塞が認められた
という報告もありました。
いずれも傾眠傾向、声かけに反応がなかったため、精密検査をすると発覚した
とのことでした。

歯科の場合、現在のガイドラインにおいては、現在の考え方として
抗血小板剤は中止をしない、抗凝固剤はPTーINRを調整して観血的処置
(主に抜歯ですが、インプラント処置の場合もあります)を行うように
なっています。
よしなか歯科クリニックでも医科主治医の先生と連携して同様に行っています。
しかし、以前の考え方では中止とする方法を採用している場合もあります。
その際は必ず患者さん側も再開の時期を十分に確認しておくことをお勧めします。

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