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2016/05/28
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医療従事者に必要な心構え
歯科とは関係ない話ですが、歯科(というか医療をはじめとするサービス業)にも
関係ある話です。
メラビアンの法則というのをご存知でしょうか。
人はどの情報に支配されやすいか、ということです。
結果は言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%といわれています。
つまり、話の内容よりも話し方、そして見た目によって影響されやすいと
いうことです。
なぜ、きちんとした身なりで診療をするべきなのか、清潔などの目的もありますが、
しっかりとした身なりでないと相手に信用されない、ということです。
どれだけ、素晴らしい情報を与えたとしても、残念ながら7%程度しかないということ
です。
なので、身なりをきちんとすること、というのは医療をはじめとするサービス業の
初歩の初歩、しかし最も重要なことなのです。
例えば美味しいお店があるよということを聞いて(言語情報)いざ行ってみると
お店の外にゴミが散乱している、あるいはお店の中がキレイではない(視覚情報)と
なった場合、不安になるのは、この例にあてはまるのではと思います。
これは私たちの服装だけでなく、診療室内外も同じことがいえます。
診療室内も外もキレイに保つこと、それが診療を始める第一歩となる、ということを
私たち医療従事者は再確認する必要があります。