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2016/05/02
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本日はよしなか歯科クリニックはお休みとなります/ロキソニンの重大な副作用について
おはようございます。
本日は研修のため、よしなか歯科クリニックはお休みとなります。
よろしくお願い致します。
1ヶ月ほど前にyahooニュースでロキソニンの重大な副作用が追加されたことが
話題になりました。
大事なことは、ロキソニンは危険な薬である、ということではなく、
ロキソニンに限らず、重大な副作用がある薬は世の中に広く存在する
ということです。
例えば、血液をサラサラにするお薬の代表的なものといえば、ワーファリンですが、
ワーファリンを投与した後にスティーブジョンソン症候群になられた方もおられました。
重篤化すると死亡に至る副作用です。
このスティーブジョンソン症候群は薬の事典を見るとほとんどの薬剤(ロキソニンもです)
に可能性があります。
ワーファリンについてついでにお話をしておくと相互作用がとても強いお薬です。
大学時代処方された抗生物質の相互作用でかなり増強されて入院になった方も
おられました。
しかし、他の方でそういった方はおられません。
つまり、可能性は低いですが、
100%安全な薬はないといっても過言ではないわけです。
しかも、それは既往がなければほとんどの場合は予測できません。
しかし、可能性は限りなく低いので、ほぼ安心して使用してもいいと思います。