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2016/05/01
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ジェネリックにまつわるお話
ジェネリックに関するお話を先日聞いてきたのですが、とても興味深い話で
あったので紹介します。
ジェネリック、後発品という名前の通り、先発品よりも安価となるお薬です。
しかし先発品がないジェネリックも存在します。
カロナールというお薬をご存知でしょうか。
妊産婦さんやお子さんにお出しするお薬の第一選択となるもので、小さいお子さんが
おられる方ならきっと一度は見たことがあるはずです。
(他の鎮痛剤よりも安全とされています)
このカロナール、私も知らなかったのですが、後発品に分類されるということです。
元々、粉薬としてアセトアミノフェン(カロナールの鎮痛成分)があったのですが、
飲みにくいといったことから、錠剤のカロナールが1990年中ごろに発売されたそうです。
つまり、もともとあったお薬から改良されて発売されているので後発品という
分類になるそうです。
これには目からうろこでした。
ところでジェネリックは先発品に比べて効果が薄いという話を時々聞きます。
お薬は錠剤のうち数%が薬効でその他はダミーです。
(そうしないと薬を飲んだ気にならないからだそうです)
その成分は変わらないので、プラセボ効果によるところが大きいのではと思います。
正に病は気からなのでしょうね。