ブログ
2016/04/23
ブログ
訪問診療における通院困難な理由
おはようございます。
訪問診療において、通院困難な理由とは何なのか?ということがあります。
「私はこんな疾患を持っていて、通院が難しいのだけど
頑張ればなんとかなるかもしれないし」
「○○の疾患で訪問診療に来てもらうなんてこといいのかな・・・?」
というような心配をしている方(ご本人、ご家族ともに)もおられました。
通院困難な理由、、、
実は多くあります。
脳梗塞後遺症
脳出血後遺症
くも膜下出血後遺症
といった脳血管系の問題がある場合、
脳性小児麻痺
パーキンソン病
アルツハイマー型認知症
(他にもレビー小体型認知症など、○○型認知症というもの)
統合失調症
精神発達地帯
というような疾患や
頚椎損傷後遺症
脊椎管狭窄症
変形性膝関節症
股関節・大腿骨骨折後遺症
というような歩行困難にかかわるもの
老衰による歩行困難
廃用症候群
などの衰弱に関連したもの
慢性腎不全
慢性心不全
重度高血圧症
重度糖尿病
によるものなど多くの理由があります。
もちろん、総合病院へ入院している場合も通院できないということもあります。
(歯科口腔外科がない病院であれば訪問診療は可能です)
また、悪性腫瘍といったものでも状況によっては通院困難な理由となります。
以上のことから訪問診療の門戸は案外広いということをご承知おき下さい。