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2016/04/11
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アタマの骨
下顎は下顎骨によって構成されますが、上顎は頭蓋骨に組み込まれています。
頭蓋骨、一般的には“ずがいこつ”と読みますが、医学的には“とうがいこつ”と読みます。
頭蓋骨の写真を検索するとわかりますが、頭蓋骨はヒビが入ったようなギザギザがあります。
これは実は別々の骨が組み合わさった名残りです。
実際に赤ちゃんの頃は骨同士に隙間(泉門)があります。
前頭骨、頭頂骨、側頭骨、後頭骨、蝶形骨、篩骨、下顎骨、上顎骨
口蓋骨、頬骨、鼻骨、涙骨、鋤骨 下鼻甲介
という細かく骨が(14種類)分けられます。
下鼻甲介は「○○骨」という名前ではないですが、これも骨です。
この頭蓋骨の中に脳があり、そして全身へ神経を張り巡らせている、頭蓋骨に小さな穴や空洞が開いていてそれが通り道になっていたりする、それらを考えると、神の造形と感じてしまいます。
以前にも書きましたが、体幹の成長とは違い、頭蓋骨は成長が異なります。
成長前である子どもの頭蓋骨は大人とは明らかに違う形をしています。