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2016/01/31
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歯科医師国家試験
予報されていた雪もそれほどではなかったようで、吹田も穏やかです。
昨日、本日と第109回歯科医師国家試験が行われています。
歯科医師国家試験は2日間に分けて行われます。
以前は合格率が高かったのですが、近年を見ると6割程度を推移しています。
これは実は、厚生労働省と文部科学省の方針として、平成18年 供給過剰の歯科医師を
減らすために建てられた方策の2つが因となっています。それは
歯学部定員数削減 と
歯科医師国家試験の合格基準引き上げ
です。
これは個人的な意見なのですが、、、
弁護士についても同じで、
少ないから学部・大学院(養成所)を増やす→多くなりすぎる→問題となる→削減
となったことも記憶に新しいと思います。
中国のひとりっ子政策についても同様に、
高齢化が問題となり、ついにひとりっ子政策を解除するに至りました。
もちろん、適した解決策というものが存在するわけではないのですが
近くない未来を見据えた政策を、と思います。
10年後、20年後の歯科界はどうなるか、、
おそらく歯科医師の高齢化が問題となっていくのではと思います。
<厚生労働省ホームページより引用>
歯科医師には実は引退の年齢はありません。が、目や手などにトラブルがあると
まず難しくなります。院長となると診療だけでなく、医院の運営などにも気をはる
ことになります。
すると次にやってくるのは供給不足が来るのでは、と考えます。
それよりも歯科医師の均等な分散化というものが大事なのでは、と思います。