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2015/11/16
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認知症と上手につき合うために
おはようございます。
夜に東京から吹田に戻ってきました。
多くの知識が蓄えられたのでそれほど疲れもありません。
一週間よろしくお願いします。
認知症についてお話したいと思います。
認知症が関連している、あるいは関連していることが疑われるものが
多く報告されています。
2025年には700万人を超えるとされています。
認知症の大きく気をつけないといけないところは、これぞ認知症、という
決定的な基準がないということです。
様々な鑑別法はありますが、日曜のお話では、
作り話をするか
ということがあります。
例えば、ご家族がケーキを買ってきても、自分で買ったとつじつまをあわせる
作り話をするというのが特徴だそうです。
歯科に限らずですが、物がなくなった場合、誰かに盗られたという訴えがあるそうです。
(実際以前大学でそういった場面に出会ったことがありますが、あれは認知症の特徴
だったのだと今更ながら思います)
興味深いことに、認知症と診断される方にも百人一首を覚えている人は多くいるそうです。
先日の話では、ある事象の一部を忘れるということではなく、事象そのものを忘れるという
ことが特徴です。
歯科では、言った言わないということになるため、必ず施設の職員さん、あるいはご家族との
連携が重要になってきます。