ブログ

ブログ

2015/07/15
ブログ

ビスフォスフォネート製剤服用していてもできる治療、できない治療

前回、一部の歯科治療にリスクを伴うと書きましたが
全く治療ができないわけではありません。むしろ
治療は必須です。

できなくなる歯科治療は
●抜歯
●歯周外科処置
●インプラント処置
などといった“骨が見える処置”です。

逆に言えば骨が見えない処置は全く問題なく行えます。
●小さなむし歯治療
●歯の根の治療
●入れ歯治療
●歯石除去、
●マウスピース作製
など、、

と書いたものの、実は世界的には例外も報告されています。
(特に悪化した)歯の根の治療や(深い部分の)歯石除去
(長年調整せず放置していた)入れ歯のキズ、これらから
ビスフォスフォネート由来の事象が起こることがあります。
さらに言えば、自然発生とも言える、歯科治療が原因ではない
ものもあったりします。
これらの文献は2003年のMarx博士の発表以来かなり報告が
されています。

そのビスフォスフォネート製剤由来の事象とは
“難知性、進行性の骨の露出”
BRONJ(Bisphosphonate-Related Osteonecrosis of the Jaw)です。
(最近はMRONJとも言われております)





アーカイブ

大阪吹田市寿町の歯医者ならよしなか歯科クリニックへ