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2015/10/21
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インプラントについて知ろうーその16 インプラントの初期固定ー
今日はうめちゃんがセミナー参加のためお休みです。
頑張ってきて下さい!
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インプラントは埋入初期は骨といわゆる機械的な固定、
イメージとしてはネジが木にくいこんでいる状態と言えます。
ここには骨とインプラント体のチタンが結合はありません。
この固定の強固さを初期固定と言います。
しかし、これが時間を経過してくると初期固定はやや緩くなってくる一方で
本来私たちがインプラントに期待するインプラントと骨の結合
(オッセオインテグレーション)が徐々に起こってきます。
Reghavendraらが2005年に発表した"Early wound healing around endosseous implant"
では、
この新生骨と既存骨の結合の割合についてのグラフを示しています。
術後およそ2週間でこの骨の新生は盛んになる一方、
既存骨による初期固定は急激に低下するというのがわかります。
つまり2週間から6週間あたりというのがインプラントにとってとても
デリケートな時期になるということになります。