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2015/10/08
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インプラントについて知ろうーその5 インプラントと天然歯の違い ー

今日はよしなか歯科クリニックはお休みです。



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ではインプラントと天然歯の決定的な違いは“歯根膜”とお話しました。

昨日は感覚についてお話をしましたが、今日は衝撃吸収にスポットをスポットを
あてます。

歯は骨に強固に結合しているわけではなく、歯根膜を介して骨の中に納まっています。
バネのような役割をして、咬んだときに絶妙に沈み込んで衝撃を逃がします。

アンキローシスという言葉があるのですが、外傷、炎症などの原因で
歯根膜がなくなることがあります。
その場合、歯は咬合したときに衝撃吸収しなく、カンカンという高い音が
鳴ることが多いです。

インプラントはアンキローシスした歯と似ているのですが、歯根膜がありません。
衝撃吸収能が天然歯よりも低いということがあります。
通常使用していても問題はないのですが、例えば、管楽器楽器演奏などの場合、
前歯にインプラントをしていると楽器の振動が気になると言われる方はおられます。

現在はあまりみなくなりましたが、IMZインプラントというインプラントに
衝撃吸収能を持たせた構造のものもありました。

咬合調整や材料選択でこのあたりに対策を行うようにします。

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