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2015/09/27
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御嶽から一年/災害時の歯科の役割

よしなか歯科クリニックは本日はお休みです。
今日は東京へ講習会に来ております。
他の歯科クリニックさんのお話を拝聴していますが、大変楽しいですね。

早いもので、というべきか、長野県と岐阜県の境にある御嶽山が噴火して一年が経過しました。

大きな自然災害があるたびに私たちの生活は危うい安定の下で成り立っているのだなあと思います。
関西でも大きな自然災害といえば、20年前の阪神大震災です。よしなかクリニックがある吹田の付近には
大阪を分断するように走る上町断層があります。防災については、取り組むべき事項の一つだと思います。

災害時の歯科の目的の一つに遺体の確認ということがあります。
治療痕は、千差万別で決して同じ人はいません、それは双子であってもです。
かぶせの金属であったり根っこの治療であったり、矯正治療であったり、親知らずであったり。
歯の状態だけで個人が特定できることになります。

そのために歯科のカルテは災害時に非常に重要な情報となります。私たちが記載している
カルテやレントゲン情報には(本来はそうならないことが最も望ましいのですが)
そういう点でも役立つことがあります。




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