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2015/09/16
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金属使用に関する国の違い
おはようございます。
今日は少し天気が悪く、雨が降りそうですね。
よしなか歯科クリニックへ来院される方は
足下が悪くなりますのでお気をつけてお越し下さい。
保険で使用する金属は金銀パラジウム合金と言われる、合金です。
日本ではこのように使用されているパラジウム、これはドイツでは
使用は控えられています。
パラジウムフリーという言葉がある程、嫌われ者の金属です。
それほど、安全性に疑問が持たれている、ということです。
パラジウムは磨耗、腐食などに対応するために使用されている金属ですが、
多くの人が利用されていて、大きな影響がないのではないかとも思えます。
この事実から、保険の金属を使用することはやめましょう、ということを言いたい
のではなく、知って選択するのと知らずに選択するのでは大きく意味が違うという
ことが言いたいのです。
例えば、インプラント。チタンという金属を使用していますが、これもアレルギーが
実は限りなく0に近いものの報告されています。
論文を検索して、金属アレルギーを検索すると、意外と多いのは整形外科です。
人工関節に使用する金属が、チタンではなく、より複雑な構造を製作できる
別種の金属であるからです。