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2015/07/13
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ビスフォスフォネート製剤と上手に付き合うために
もう7月も中盤となりました。
頑張っていきたいと思いますが、台風が日本に向かって来ているそうで、
その進路が直角に曲がっていて、驚きです。
さて、ビスフォスフォネート製剤は歯科にとってかなり厄介なお薬なのですが、
最近このお薬が認知されてくるようになりました。
患者さんご自身でも申告をされる方がおられます。
このお薬が何が問題か、というと抜歯を基本とした観血処置がほとんど
できなくなる、ということです。
また、ワーファリンやバイアスピリンのようなお薬と違い、体内に残るため
休薬期間が非常に長いということも特徴に挙げられます。
他にも特徴、問題はあるのですが、順にお話していきたいと思います。
まず、ビスフォスフォネート製剤ですが、
骨粗鬆症の方が飲まれていることが多いです。
ステロイド治療の方も飲まれている方もおられます。
また、癌治療において、骨転移がある、あるいは未然に防ぐという目的で
投与されている人もおられます。
簡単に言えば、骨が弱っていく・溶けていくのを防ぐ目的で使用されています。
次回はこのあたりをもう少し深くお話したいと思います。