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2015/06/09
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歯とプラスチック(レジン)はくっつく?
今日はこれぞ梅雨、というような雨です。



紫陽花が見たくなる季節ですね。

歯科で使うプラスチック、もう少し専門的に言えばレジンですが、
このレジンは歯とくっつくのか、というと厳密にはくっつきません。
でもくっついています。このあたりについてお話したいと思います。
一口にレジンといっても、接着剤系のレジンセメントもあれば、
歯の形を修復する充用コンポジットレジン、
仮歯などを作るアクリルレジンがあります。
特にアクリルレジンは、元々歯にくっつくということを念頭に置いて
いません。

では、レジンセメント・充用コンポジットレジンはどうかというと
歯の表面に接着処理を施すことでレジンが歯にくっつくことになります。

エッチング・プライミング・ボンディングとしていくので、
むし歯部分をとった後、なんかいろいろしているなと思う方もいるのでは
ないかと思います。
これらにはそれぞれ目的があって行っていますので、実は重要な行程であります。
逆に言えば、この行程を踏まないとレジンが外れる可能性がグンと上がることに
なります。
次回はこのあたりの仕組みについてお話を書きたいと思います。
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