ブログ

ブログ

2015/05/29
ブログ

プラークとバイオフィルム

歯に堆積されるプラーク(細菌の塊)は段々と成熟していき、
ついには目でも見えるくらいの塊になります。

お口の中にいる細菌は様々な種類がいますが、その集合体は
1mgで1億個ともいわれいます。

バイオフィルムはお口の中にできるものだけではなく、台所のぬめりなどに
代表されるように様々なものに形成されます。心臓弁膜なども有名です。
こういったバイオフィルムができると、
特に台所のぬめりを想像されるとわかると思いますが、汚れが落ちにくくなります。
堆積した層では、殺菌効果のあるうがい薬は外側の部分しか効かなく、内部の菌までは
浸透しないので、“うがいだけをしていれば大丈夫”なんてことはありません。

ブラッシングでも除去は出来ますが、完全に除去は難しいです。
徹底的に除去をするのであればPMTC(歯科医院で行う専門的な歯面清掃)を
行うことがいいです。

ただし、3ヶ月程度でその効果も薄れてくるので3ヶ月を目安として
定期的に受診されることがいいと思われます。
そしてバイオフィルムが形成されにくくなるということはう触や歯周病への罹患・
増悪のリスクも減ることになります。


ちなみに私もスタッフにお願いして3、4ヶ月に一度PMTCをして
もらっています。
受けた後のお口の中の爽快感は本当に格別です。

アーカイブ

大阪吹田市寿町の歯医者ならよしなか歯科クリニックへ