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2015/02/27
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入れ歯について知ろう−その16−歯を失ったのにどうやって噛み合わせを取るの?

もう二月もあと1日。
まもなく卒業、入学式、別れと出会いの季節ですね。
よしなか歯科クリニックすぐの公園、中の島公園は桜がとても
綺麗ですので、4月頃になったら是非見にいらして下さい。


型どりが終わったら噛み合せです。

入れ歯はバランスが重要なのですが、そもそもどうやって
噛み合わせを取るんでしょうか?
私たちはカチっと噛んだら噛み合ったところで止まります。
これが固有の噛み合わせの高さとなります。
歯根膜はかなり敏感でたとえば米粒が歯の噛み合わせの部分にあっても
それで噛み合わせに違和感を感じるくらいです。
そういう経験を誰もが持っているのでわかると思います。
一方、歯を失うと歯根膜もなくなるため、この違和感を感じる部分というのは
どこになるんでしょう?
それは、咀嚼筋などの筋肉がもつ感覚器、筋紡錘であると言われています。
適当に噛み合わせをとった場合、歯根膜には劣りますが、違和感を感じる
ことになります。
噛み合わせたときに違和感なく噛める部分を見つけるにはどのようにすれば
いいのでしょうか?
私たち歯科医師は様々な方法で噛み合わせの高さを決めていくようにします。
これも以前、補綴歯科学会で面白いトピックもありましたので、何度かのシリーズで
説明していきます。





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