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2014/12/17
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目薬×苦い×感動×しょっぱい
小さい頃に泣くとしょっぱい味がした経験がある人は結構多いはずです。
涙が口の中に入るとしょっぱいのですが、口の中に入らなくてもしょっぱかった
こともあるのではないでしょうか。
また、点眼(目薬をさす)したときも段々と苦くなったこともあるはずです。
これは異常でもなんでもなく、人間の構造の問題なのです。
目の中には鼻とつながる鼻涙管があります。このトンネルのせいで、涙や目薬が
鼻の中に流れてきます。
大泣きをするときに鼻水が出てくるのも涙の成分が含まれているのでしょうね。
しかし、鼻の中には味覚はないのですが、きっと涙をこらえるとき、はたまた目薬を効かせようとするとき、天を仰いでいると思います。鼻に流れて来た涙・目薬はそのまま喉の奥へ流れていき、ついには舌に到着します。ここで、しょっぱい・苦いといった味を初めて感じます。
この流れるのが気になる人は目頭部分を指で圧迫すると流れなくなります。目薬も液が停滞するので効果的になります。
涙の場合はしょっぱいでいいのですが、点眼薬は薬ですのでもし流れてしまって味を感じた場合はうがいを行うことをおすすめします。
