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2014/11/11
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歯の着色と予防—前編—
JUGEMブログも(ほぼ)毎日更新中です。
最近歯の色が変わってきた、と言われる人がおられますが、
歯の色が変わる原因には「着色」と「変色」があります。
今回は、着色の原因と予防についてお話をします。
書いていると長くなりましたので、前編、後編に分けて書きます。
着色とは歯の表面に着色成分がくっついてしまうという現象です。
色の濃い食べ物・飲み物を多く摂取すると、着色しやすくなります。
コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレーなどが該当します。
赤ワインはアンチエイジングの分野でレスベラトロールが注目されていますので、
最近飲まれている人が多いのではと思います。
他にもタバコのヤニが付着することもあります。
嗜好性の問題ですね。
しかし、同じようにこういった着色しやすいものを摂取していても着く人と着かない人がいます。
それはなぜでしょうか。
いくつか原因が考えられます。
一つは歯みがきの方法です。十分に歯みがきができていないとそこで差が生まれます。
次に歯みがきの習慣です。ブラッシング回数も関係してきます。
他にも歯の並びというのも関係します。特に一本だけ内側へ入り込んでいるような場合は歯ブラシが
届かないので着色成分が停滞したままになったりします。
また、歯の場所によっても変わってきます。特に裏側は、歯ブラシがあてにくいのでかなりの人が着色
しています。
前歯の表面にやや着色がみられますがしていますが、
歯の裏側にはかなり着色が強いです。
歯のエナメル質は透過性があるため、歯の裏側に着色があると、その色が透過するため、歯自体の色も
暗くなることがあります。
他にも歯の表面性状も個人差があり、滑沢であれば着色はしにくくなります。
歯石が沈着してしまうと歯石は表面がザラザラしていますのでそこに着色成分が付着しやすくなります。
まとめますと
●嗜好性
●歯みがき方法や習慣
●歯並び
●歯の表面性状
●歯石の沈着
など
このようなことで着色したりしなかったり、着色するスピードが早かったりということがおこります。
次回は着色の予防方法についてです。