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治療より早期治療、早期治療より予防
乳歯は大人の歯に比べてむし歯になりやすいという特徴があり、
また、生え始めた大人の歯はむし歯に対する耐性が弱いため、検診で見つかったら
早期に治療を行う方が良いです。(状態によりすぐに治療せず様子をみることもあります)
歯は修復すれば見た目は元どおりになる、あるいは元に近い状態にはなりますが、
強度、機能はそうではありません。
この時期で大きなむし歯になってしまった場合、(人生80年として)残り70年を
大きく修復した歯で過ごさなければならなくなります。
しかし、本来は治療よりも予防が大切です
治療よりも早期治療、早期治療よりも予防です
むし歯の予防にはご自宅でのケアが一番大切ですが
完璧に磨くのはむずかしいですし、届かないところもありますので
国家資格をもつ衛生士や歯科医師が定期的にチェックすることが望ましいです
もちろん学校の検診もありますが、
ライトや器具の環境が整っていない学校で行う検診では限界があります。
そのため歯科での定期的な検診がおすすめです
むし歯を治療することはできても、日々のケアができないと
むし歯を繰り返すことになります。
しっかりと日々のケアができるように手助けするのが
私たちの大事な使命であります。