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2016/06/07
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治療よりも早期治療、早期治療よりも予防
おはようございます。
よしなか歯科クリニックではただいまお子さんが多くなっています。
乳歯は大人の歯に比べてやはりむし歯になりやすいという特徴があるため、
また、生え始めた大人の歯はむし歯に対する耐性が弱いため、検診で見つかったら
早期に治療を行う方が良いです。
しかし、本来は治療よりも予防で、定期的に受診することをおすすめします。
歯は修復すれば見た目は元どおりになる、あるいは元に近い状態にはなりますが、
強度、機能はそうではありません。
この時期で大きなむし歯になってしまった場合、(人生80年として)残り70年を
大きく修復した歯で過ごさなければならなくなります。
そのため、来院されたお子さんと親御さんには定期的な受診をお勧めしています。
もう一つの理由として学校の検診の限界があるからです。
とある小説のフレーズは正にその通りで、
「助ける」のではなく「助かる」のを「手助けをするだけ」です。
治療をすることはできても、日々のオーラルケアができないと
同じことになります。それができるように手助けするのがもう一つの
私たちの大事な使命であります。