ブログ

ブログ

2016/09/05
ブログ

抜歯が推奨される親知らず

親知らずを抜歯するべきかどうか、迷うことが結構あると思います。
今は症状ないしな、、と考える人も多いのではないでしょうか。

日本ではないのですが、親知らずの抜歯のガイドライン
でまとめられていますので、紹介します。

3.2にかかれているIndications for removal〜がそうなのですが、
う蝕などがあり、修復が困難である場合
智歯周囲炎などの感染が繰り返されている場合
(逆に繰り返さない親知らずの痛みであれば適用とはならないとされています)
第二大臼歯(手前の歯)の治療に影響がある場合
矯正治療的な観点より
補綴治療的な観点より(義歯やインプラントでどうしても悪影響を及ぼす場合)
親知らずに関連した下顎骨の破折がある場合

といったところが書かれています。
といっても目新しいことが書かれているわけではないですが、比較的新しい
ガイドラインとして明記されているということで紹介をしました。
ただし、解剖学的な点からは言及されていませんので、これだけで全てが決める
わけではありません。
もしこの親知らずを抜いた方がいいかを迷われたときはご相談下さい。

アーカイブ

大阪吹田市寿町の歯医者ならよしなか歯科クリニックへ