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2016/08/27
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DICと歯科

おはようございます。
もうすぐ8月も終わりで。そろそろナシやリンゴといった果物が楽しめる季節がやってきますね

歯科ではあまり関係ないのですができれば治療の際に遭遇したくない
疾患の一つに播種性血管内凝固症候群(DIC Cisseminated Intravascular Coagulation)があります。
基礎疾患(白血病)あるいは外傷的な突発的なものから出血傾向と微小血栓ができます。
血栓は血が固まるのに出血傾向となるという一見相反する症状が出てくるものです。
血液中の凝固因子がどんどん消費されることで上記のような現象が生じます。
血栓ができることが生命的には問題となるので抗凝固剤を服用されていることが多く
出血傾向です。
抜歯などの観血処置は極力避けるべきですが、どうしてもの場合はサージセルやサージカルシーネなどの局所止血対策を十分に講じて治療に臨みます。
しかし、医科との連携がしっかりした高次の機関での観血処置が無難だとは思いますので紹介をすることとなります。

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