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2016/07/28
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訪問診療を提案するとき

診療室に来られるご高齢の方で、通院が困難となる方の場合、在宅での治療を
提案することがあります。
まだまだ若いものには、と気持ちがあっても体の動きの変化があります。
易転倒性があると、通院によって事故が起こる恐れがあります。
歩行障害が多くの高齢者にあるとされています。
小刻みに歩行する方、障害物に突進してしまう方、足が上がらないなど・・

以前、脳梗塞による半麻痺の方がエレベーターがないコンサートに来られていて、
階段で苦労をされていて、お手伝いをしたことがあります。
それまでは気づいたことがなかったのですが、片麻痺があると階段の昇り降りが
とても困難になります。
昇りは先に健足から、降りは患足(麻痺側)から、だそうですが、クリニックでも
階段はありますのでいろいろと学ぶことがありました。


直接歯科とは関係のないことかもしれませんが、こういった細かい変化には
早く気づいて、提案することが大切となります。

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