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2016/07/05
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幼若永久歯に対する対策

おはようございます。もう少しすると七夕ですね。
みなさんはどんな願い事にするでしょうか。
私は「家族が健康で過ごせますように」です、月並みですが。

幼若永久歯は成熟していない永久歯のため、乳歯に近い扱いをするべきなのですが、
永久歯、特に大臼歯の形はかなり複雑であり、深い溝がある形のものが多く、これらから
溝に汚れが停滞し、むし歯になっていくというシナリオになります。
この溝は食べ物を噛み切るときの逃げ道になるので、あまりにも溝がなく平らである場合は
噛みにくい感覚が出てくるので、ある程度は必要なものであるのですが..
この深い溝を予防的に埋めるのがシーラントで、もし、歯の形態が複雑でブラッシングが
難しい場合はこちらの処置が適用されます(おすすめします)。
処置の流れとしては、まず溝の汚れをしっかりと除去し、その溝の中にフロータイプの樹脂(レジン)
を流し込むようにします。つまり、歯を削るのではなく正に溝を埋めるという方法です。


また、むし歯にならないようにするためにブラッシング指導を行うこともそうですが、
むし歯になりにくいようにフッ素塗布を行い、歯質を強化するということも有効な手段です。


このようにして幼若永久歯を守っていきます。
もちろん、成熟したからといって安心してはいけませんが、最初が肝心です。

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