ブログ

ブログ

2016/08/05
ブログ

プロービング時の出血

歯周ポケット(歯と歯ぐきの間にある溝)にプローブを入れて検査をしますが
(プロービング)検査時に出血がある場合はなんらかの原因が潜んでいることが
あります。
ブラッシング不足でプラークが堆積していても炎症が起こるのですが、
プラークが堆積していなくてもプロービング時に出血がある場合はがあります。
それは歯周ポケット内部に歯肉縁下歯石、プラークがあるからです。

この内部の炎症の原因物質をしっかりと除去をすることが重要です。
しかし、ポケット状の溝の見えない内部の汚れを除去するのは困難です。
キュレットと呼ばれる内部の歯石を除去することで炎症は落ち着いてきます。
SRPが完了し、再度プロービングを行います。
出血がない場合は、歯肉溝内の炎症物質が除去できたことを意味します。
深いポケットの場合は一度で除去できないことが多く、
再評価後、歯肉溝内の炎症物質を除去します。

アーカイブ

大阪吹田市寿町の歯医者ならよしなか歯科クリニックへ