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2016/01/07
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歯周ポケットのお話
今日はよしなか歯科クリニックはお休みです。
以前にも少しこちらで書きましたが歯と歯ぐきの間にある溝を
歯肉溝、歯肉ポケットあるいは歯周ポケットと呼びます。
この溝が4mm以上となると内部にある歯石の除去が
難しくなるといわれています。
簡単な例でいうと、ズボンなどのポケット内のゴミを取る、という
行為に例えることができます。
指で中を探りながら取るということですが、完全にゴミがなくなったかを
確認しようと思うと覗き込まなければならないのと似ています。
盲目下で行う場合は完全に除去できたかを確認する術がないのです。
実際には歯石を取る器具の感覚となりますが、中を直視して除去するのが
最も望ましいということになります。
4mmからこのような現象が起こってくるので、深い溝の場合はもっと
完全除去が難しくなります。
むし歯もそうなのですが、初期に治療、予防を行う方が成績はよくなります。
30歳頃から増えてくる歯周病、将来を決めるのは若い頃の習慣なのです。