ブログ
2015/05/21
ブログ
痛みがひどくなる前に来院した方がいい5つの理由
昨日のお話の続きです。
●麻酔が効きにくくなる
こちらは長いので明日の記事にします。
なぜ効きにくくなるのかということも合わせて書きたいと思います。
炎症が強いと麻酔が効きにくくなります。
どれくらい効きにくくなるかというと、麻酔のカートリッジが半分(0.9ml)〜1/4で効くのが
2本分(3.6ml)使用しても効かない場合もあります。
●治療期間が長くなる
まずは除痛・消炎を行わなければならないため、強い炎症がひくまで本格的な治療はできません。
以前の記事にもお話した通り、無菌化するということを考えるため、細菌の侵入が深くまで進むと
その分治療に期間がかかります。
●治療が難しくなる
深い部分まで細菌が侵入しているとそれだけ治療が難しくなります。
歯周病治療に関してこんなデータがあります。
4mm以上深い歯周ポケット(歯と歯ぐきの溝)内の歯石の除去は熟練した術者でも
完全な除去は難しい
つまり深い場合は歯周外科(手術)を行うことが必要になる可能性が出てきます。
●治療費用が高くなる
当然複雑な手術や、多くの工程をふむほど治療コストはかかるようになります。
●歯の強度が悪くなる
神経の治療を行ったら歯は弱くなります。
例えれば、死んでいる枯れ木は簡単に切れますが、生きている木はなかなか切れません。
同じことが歯についても言えます。