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2016/06/17
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感染性心内膜炎と歯科

感染性心内膜炎予防のため、ハイリスク患者さんの歯科治療に十分に
気をつけつけなければならないとされています。

人工弁置換術後患者さん、
感染性心内膜炎心内膜炎の既往患者さん、
先天性心疾患患者さんがこれにあたりますが、

歯科治療後に感染性心内膜炎を起こすことがありますが、
American Heart Associationガイドラインでは、歯科治療前に
予防的に抗菌剤投与を行うことをされています。

具体的にはアモキシシリン・サワシリンなどのペニシリン系・セフェム系を
処置30分〜1時間前に服薬してもらいます。

一方ですが、National Institute for Health and Clinical Excellenceのガイドライン
では、予防的抗菌投与が推奨されていません。

現在は見解として予防投与はするべきでしょうが、
実際は観血処置を除くについては問題ないと思います。

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