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2016/06/16
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知覚過敏にならないためにしたほうがいい3つのこと

知覚過敏になるにはいくつか原因があります。
動水力学説に基づくと、刺激が加わりにくくすることが大切です。
歯が全くキレイ、でもしみるというのは、歯に目に見えない
クラック(亀裂)が入っている可能性もあります。
また食習慣・食べるときの癖で歯が弱ってしまうこともあります。

①食後は口をゆすぐ
基本的に私たちが食べるものは酸性に傾いています。
酢のものなどは酸性が強い食品ですが、口の中に残っていると
それらが歯を溶かすことになります。
以前にも書きましたが、歯の臨界pHは5ですので知覚過敏の方は
できれば食後は口をゆすぐ方が良いです。

②食後歯を磨く習慣をつけましょう
上と同じ理由ですが、歯を磨くことで臨界pHより下がらないようにします。
知覚過敏の既往がある人は研磨剤が含まれないもの、知覚過敏抑効果のあるもの
をお勧めします。プロエナメル・シュミテクトなどがそれらに該当します。

③唾液腺マッサージをしましょう
人によっては、唾液があまり出ないために酸緩衝能が弱い人もいます。
そのため、顎下から舌を押すようにして、唾液腺をマッサージします。
頬にも耳下腺がありますので両頬を円を描くようにマッサージして下さい。



このように知覚過敏抑について日々ケアできることは患者さん側にもあります。
気になる方は是非実践してみて下さい。

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