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2016/05/29
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歯が抜けそう、でもすぐに約束がとれない、そんなときは?

おはようございます。


今回は訪問診療のお話です。

依頼があればすぐにお伺いするようにはしていますが、
どうしても診療のお約束が入っていて、すぐに行けない場合というのは
少なからず存在します。

歯がグラグラして、抜け落ちた場合、飲み込んだりしないかがとても不安なので、
できる限り早く来て欲しいという依頼もあります。

どうしてもすぐに行けない場合、不安がある場合は、デンタルフロスを使って対処することができます。
それは、“グラグラした歯をフロスで結ぶ”ということです。

フロスで長めにして口腔外にテープで留めておくということをします。

奥歯の場合は糸を巻いたり結ぶのにコツがいると思いますが、前歯であれば
(咬まれないように注意して下さい)
糸を巻くのは比較的簡単にできます。
これで私たち歯科医師が到着するまでに自然脱落したとしても誤飲・誤嚥のリスクは軽減できます。
軽減と書いたとおり、ゼロになるわけではないのですが、施設職員さんにこの
方法を指導をします。

清掃状態が不良となると今まで問題ないと思われていた歯が急激に悪化することもあります。
(あるいは動いていたとしても気づいていないこともあるのですが)
リスク回避方法の一つとして上記を参考にして頂ければと思います。

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