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2016/05/03
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歯科と関係のない話:ベルリンの壁は間違って取り壊された!?
5月3日は憲法記念日です。
以前にも書きましたが、憲法記念日です、憲法記念の日ではありません。
一方、建国記念の日は建国記念日ではありません。
東西ドイツ統一、、、、というと年齢がわかってしまうのですが、
1989年に隔てていたベルリンの壁は実は取り壊す予定はなかったですが、
当時の報道官のシャボウスキーさんが、往来の自由化を(本来は混乱を
避けるために時間をあけて報道すべきところを)即時に報道したため、
国民がベルリンの壁に一気に殺到、ヒートアップした国民によって
ベルリンの壁が取り壊されたという経緯だそうです。
逆に言えばこの勘違いがなければ現在も壁が存在していたかもしれません。
そしてこの報道をしたシャボウスキーさんがなくなって半年が経過します。
勘違いによって歴史が大きく動いたという例はこれまでにも多く存在します。
三方が原の戦いでの徳川家康の空城のエピソードも勘違いがなければ
歴史は大きく変わっていたんでしょうね。
いずれにしても、この勘違いはおそらくは良い方向に歴史を動かしたんだろうと思います。
冷戦なんて時代はもう遠い過去になってしまったんですよね、今の子どもさんにソビエト連邦といっても
わからないでしょうね。