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2015/02/06
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放射線の性質
2月も第一週があっといおう真に終わろうとしています。
全国的に雪が大変そうですので、通勤の際には余裕を持って
出かけるようにして下さい。
こちら吹田はおそらく大丈夫ですね。
レントゲンでの放射線のお話の続きです。
以前、内部被曝についてニュースで結構言われていました(そういえば最近言わなくなりましたね)
が、放射線の特性として、距離の二乗に反比例して減弱します。
光源があった場合、そこから離れれば離れるほど被曝量は少なくなります。
内部被曝が恐ろしいといわれているのはそのせいで、かつ代謝の概念がない肺に貯まると
危険というのもそのあたりから説明がつきます。
宇宙からは放射線(宇宙線)が降り注いでいるのですが、オゾン層がそれを防いで(反射して)
いるというのは1990頃に世界的に話題になりました。
結局南極に生きている生物たちが死滅することもないので、影響というのはどうだったのか不明
ですが。
閑話休題、飛行機に乗ると地上よりも近づくこととから放射線量が高くなります。
飛行機に乗ると被曝するということについての解説です。
歯科では(というより全国全ての病院で)遮蔽壁があり、放射線を遮蔽しています。
また、厳密に言えば照射は直線的であり(直線的なので影絵の容量でレントゲン像ができます)
離れて、遮蔽壁の向こう側に行き、方向をずらせばほぼ影響はありません。
顎のあたりから照射をしますので、その方向に胎盤がなければ影響はない、という考えですが、
(別の見解もあります)
説明の上ママさんのご意向にあわせて、撮影を延期・防護エプロンの着用をするなど対策を講じます。